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古くから、ヨーロッパにはチーズのような動物性タンパク質食 品があり、日本には麩・豆腐・湯葉のような植物性タンパク質 食品が存在していました。これは、東西の民族性及び食生活の 原点の相違を改めて考えさせられる非常に興味深い現象です。 麩の高い栄養価は、農産乾物の四天王(麩・湯葉・凍豆腐・干 麩には、大別して、焼麩と生麩があり、以下のような定義で区 ■焼麩は、焼いて乾燥したもの■■≪グルテン+強力粉+水≫ ■生麩は、茹でて水分の多いもの■≪グルテン+もち粉+水≫ 焼麩は、世界に類の無い日本独特の食品です。天平時代に遣唐使 そして、江戸時代に入り、その変化の大きな分岐点に差し掛かっ 焼く、という従来と違う製法で誕生した焼麩は、焼き方や細工の |
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市販されている焼麩は、その焼成加工方法の違いによって、3 種類(ガスにて直火・電熱オーブン・型に入れる)に分けるこ とができます。 |
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(カサが無く目方の重いもの) ガスの直火で焼くため、表皮の焼色が強く、こげ茶色で艶が無い。 特徴は、生地を棒に巻きつけて、回転させながら焼く。肉厚が薄 くても中心が棒を抜いた後のドーナツ状の空洞がある。 例) |
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水を散布するため、表皮は薄く艶があり、焦げ目はキツネ色で、 出来上がり品は軽く、一杯に膨張しているので形・大きさに若干 の不揃いが生じる。 例) |
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型釜に入れて焼くので、型の原型に従ってできあがる。膨張を型 で押さえられるので表皮は割合に堅く、切断面は目がつまってい て、焼き色はほとんどない。 サイズは、一般的に、切断巾6ミリ、径は14〜20ミリと 割と小粒である。全国地 域で生産。茶碗蒸・味噌汁・吸い物・ ラーメン・サラダなどに使われる。 例)紅梅花麩/もみじ麩/梅松竹麩/花麩/星の麩/ハート麩/ 以上3種類の焼成方法の他に、特需用の焼麩があります。これは、 |
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・植物性高蛋白質食品…焼き麩の原料は、良質な強力小麦粉とグ ■■■■■■■■■■■ルテン(植物性蛋白質)からなり、蛋白 ■■■■■■■■■■■質量は、実に30%と非常に高い食品です。 ・消化吸収が良い食品…焼き麩は、主原料として小麦タンパク質なので、 ■■■■■■■■■■■消化吸収率が良く、幼児食・妊産婦食・ ■■■■■■■■■■■病院食・高齢者食等にも最適です。 ・保存性が良い食品……昔から、乾物食品として親しまれてきた保 ■■■■■■■■■■■存性の高い食品です。 ・使いやすい食品………何も手を加えること無くそのまま利用でき ■■■■■■■■■■■る簡便な食品です。 ・旨味を増す食品………持ち味は淡白ですが、煮物・鍋物・スープ ■■■■■■■■■■■等何でも、その旨味を吸い取り、よりおい ■■■■■■■■■■■しく食べられます。 |
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